2014 茜真会書展 開催報告
平成26年11月15日(土)~16日(日)の2日間、神戸元町の、みなせ画廊にて「2014茜真会書展」が開催されました。
3年に1度の開催を目指し、3年間の蓄えた実力を発揮すべく!(そんな訳はない!)開催初日を迎えました。
今年の開催は安田東鶴先生ご社中の「瑩神会書道展」と開催日が重なり、もう少し色々と調査して開催すればと反省です。
そんな中なんとか初日を迎えました。前回(3年前は神戸マラソンと大雨が重なり最悪のスタートでした。)と違い、
今回は清々しい秋晴れの天候でした。不便な場所にもかかわらず、2日間で400名以上の来場者がありました。
又、社中展開催中にも関わらず、安田社中の皆様方や滴仙会の先生方が多く足を運んで頂いたことは感謝感激です。
有難うございました。そして、和やかな雰囲気に包まれた展覧会は盛会裏に終了いたしました。
社中展を企画するにあたり、自分好みのカラーが際立つ作品作りに取り組むことはもちろんですが、今回は制約を決め、
メインの作品は「一紙一字」で取り組むことになりました。これは案外簡単な様で皆さん苦労しておりました。
2点目・3点目は毎度おなじみとなりました自作で安価なB4サイズの額を使用し、それぞれがお気に入りの布などをもちより、
プロの職人では考えつかない不思議で温もりのある自作表装作品としました。完成した作品を見て会員のみなさんも大喜び。
最終的には総出品数は120点となりました。又もうひとつの新たな試みとして、学生の部の参加を企画し、
幼・小・中学生の生徒さん総勢89名に紙のコースターに行草体で一字を書いてもらい、学生合同作品として展示しました。
これがなんとも言えない良い作品に仕上がり、取材に来ていただいた読売新聞社さんの掲載写真もこの学生達の作品でした。
どこかお株を奪われた気持ちになりましたが、来場の方達からも「いいね!」をたくさん頂き好評でした。
(展覧会の作品はseiun.boo.jpに公開しています。)
この展覧会の作品に取り組むことで、日常の稽古とは違う緊張感があり、また会員達には一体感が生まれるなど、
充実したひと時となりました。次回は2・3年後か?また中途半端な月日が流れたころに企画し、楽しいひと時を過ごせたらと考えております。
(写真・文責 西本聖雲)
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