臨書のススメ 講習会―王羲之書法から小作品へ―開催報告
お花見日和の日曜日、四月七日、原田の森ギャラリーにて「臨書のススメ講習会」を開催致しました。講師は伊藤一翔理事長の予定でしたが、都合により急遽、安田東鶴副理事が来て下さいました。
昨年の第一回目に続き、「淳化閣帖」の内容や時代背景、そして王羲之の書法に基づく臨書から創作への展開方法などをご指導いただきました。伊藤理事長が今回の「淳化閣帖」を臨書されているビデオを見ながら、筆の持ち方、傾け方、つき方など、図解も交えて安田副理事長がわかりやすく解説して下さいました。
西本聖雲先生の「今さら聞けない!ということも遠慮なく、何でも聞いてください。」と、いうお声掛けにより、緊張がほぐれ、和やかな雰囲気と共に質問も増え、基本的なことや忘れかけていたことを改めて確認できました。安田副理事長の模範揮毫の後、それぞれ添削指導を受け、初心者からベテランの指導者まで、学びたいという気持ちで集まった参加者が思い思いに筆を運び、充実した楽しい一日となりました。
横浜や島根、和歌山など遠方からも多数ご参加くださり、その熱心な姿勢にとても刺激を受けました。いつもと違った場所で、いつもと違った仲間と学べる楽しさを是非、たくさんの方に味わってほしいと思います。次回は秋に開催予定です。お楽しみに!!
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