第19回滴仙会書法展 一般の部 開催報告

第19回滴仙会書法展が令和3年7月9日(金)から11日(日)の3日間、兵庫県立美術館王子分館原田の森ギャラリーにて開催されました。
昨年の第18回展は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の恐れと、緊急事態宣言の発令などにより、皆様の安全を考慮し中止となりました。今年こそは以前のような日常が戻り、何事も無かったかのように展覧会も行われる状況を想像しておりましたが、現実はそう甘くはなかったようです。幸いにも、今回の第19回滴仙会書法展の開催時期には感染者数の勢いもいくらか収まり少しだけ安心した状況の中、無事に展覧会が行われたことは本当によかったと思います。初日こそ豪雨による警報などで先行きが不安な開催となりましたが、土曜日・日曜日とも天気も良好で、コロナ禍という事を忘れさせてくれる程の入場者数となりました。外出自粛ムードもあり遠方の方のご来場は中々難しい様でしたが、近隣の方々のご来場により、3日間で4,200名を超える大勢の会員とご家族が、ご来場下さいました。感染対策などの準備や対応で、新しいかたちの展覧会を求められる中、何が正解なのかがわからない状況の開催でしたが、無事に終えることが出来たことに心より感謝いたします。
今回は密を避け、出品者や来場者、スタッフの安全を守るために授賞式と懇親会は早急に中止と決定し、展示のみの開催となりました。以前のように盛大に執り行える日常が戻ることを願いつつ、来年の20回展へ向け新たなる挑戦と対策、更には記念企画も考えておりますので、より多くの方にお越しいただけるよう皆様には何卒ご協力いただきます様よろしくお願い申し上げます。


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