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第36回読売書法展 関西展

「第36回読売書法展 関西展」が9月11日(水)~15日(日)まで、京都市勧業館「みやこめっせ」で開催され、会場は連日多勢の方々で賑わいました。
この度の「第36回読売書法展」に出品された役員の先生方の作品は下記の星印よりご覧いただけます。

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2019 滴仙会 秋季錬成会

9月7日(土)から9日(月)までの3日間、神戸市須磨区「国民宿舎 シーパル須磨」にて2019秋季錬成会が開催されました。まだまだ暑さの残る3日間でしたが、今年最後の錬成会(日展の作品作り)ということで、地方からも多数ご参加いただき、いつもより少人数ながらも非常に有意義な錬成会となりました。添削会場では伊藤一翔理事長にご指導いただきました。昨年は審査員のため出席できなかった分、いつにも増して熱心に、またひとりひとり懇切丁寧にご指導して頂きました。錬成会場では幹部の先生方々に夜中までご指導いただき、手本の揮毫や修正などの熱心なご指導がいただけました。
来年も春季、夏季、秋季と3回錬成会が行われますが、国民宿舎 シーパル須磨での錬成会は今回で最後となります。
来年の春季練成会は2月22日~24日はより「寿楼 臨水亭」にて行います。(夏期・秋季は未定です。)
是非幹部の先生の指導を生で味わい、自分自身の実力を更に高めていただけたらと思います。
来年も多数のご参加お待ちしております!


赤穂 大石神社 天神祭 書道パフォーマンス2019

今年も本会常任理事 大島靖月先生門下生による「赤穂 大石神社 天神祭 書道パフォーマンス」(今年で10回目)が7月25日に赤穂大石神社(兵庫県赤穂市)にて開催されました。

以下は、大石神社社務所発行による『義士魂』第118号に掲載された記事です。


第36回読売書法展 中央表彰式・祝賀会

第36回読売書法展 中央表彰式と祝賀会が8月24日(土)にザ・プリンス パークタワー東京にて行われました。

滴仙会からは伊藤一翔理事長をはじめ、読売新聞社賞の西尾湍笋先生、読売俊英賞の萬田珀笋先生、読売奨励賞の稲葉由華先生・特選の穂積梅雪先生が出席されました。

おめでとうございました。(^_^)v


第17回滴仙会書法展 一般の部 開催

今年で17回目を迎える滴仙会書法展が令和元年7月12日(金)から15日(月・祝)まで、今回は例年の3日間より1日多い4日間、兵庫県立美術館王子分館原田の森ギャラリーにて開催されました。
昨年の第16回展は西日本豪雨災害という大雨にみまわれ最悪の天候と交通事情で散々な初日を迎えましたが、今回は最高の天候ではなかったものの、まずまず良好でした。
令和元年になり初めての展覧会。そして、滴仙会の機関誌である書道研究『滴仙』の創刊200号を記念した特別併催「―新たな元号の年に―展」と題した誌上展と展覧会を企画し開催することになりました。「『滴仙』200号記念展の幹部の小作品を展覧会終了後に抽選にて読者プレゼント」というお楽しみ企画の効果もあり、多くの来場者を迎え、4日間で延べ4,200名を超える大勢の会員とご家族が、展覧会場に訪れました。

会場の模様は、下記の特設ページにてご覧いただけます。
(下記をクリックしてください)

第17回滴仙回書法展(一般の部)会場

また、会場にて配布しておりましたパンフレットが下記よりご覧いただけます。
(下記をクリックしてください)

第17回滴仙会書法展 配布パンフレット


改組 新 第5回日展 (大阪展)祝賀懇親会

2019年6月1日(土)~6月30日(日)まで、大阪市立美術館では「改組 新 第5回日展 (大阪展)」が開催されます。
5月31日には、開催に先立ち入選者による祝賀懇親会が大阪中之島のリーガロイヤルホテル大阪にて開催されました。
6月11日には本協会理事長 伊藤一翔先生による作品解説が行なわれました。


第17回滴仙会書法展 作品写真撮影

今年も表具店「㈱静観堂」さんに撮影場所をご提供いただき、5月22日、一般作品の中から、作品集掲載予定「幹部役員・常任理事・理事・委員入賞者・公募入賞者・学生部上位作品」合計284点の撮影を行いました。


第17回滴仙会書法展(学生の部)審査会・審査結果

令和元年5月20日(月)、滴仙会事務局本部会議室にて「第17回滴仙会書法展(学生の部)」審査会が行われました。

伊藤一翔理事長進行のもと、厳正に審査され、小中学生2,121点の中から237点、

高校生137点の中から42点の特別賞がそれぞれ選ばれました。

第17回滴仙会書法展の学生の部、入賞者が決定しました。結果は以下の通り

第17回滴仙会書法展学生の部出品入賞名簿 ←これをポチッと!


第17回滴仙会書法展(一般の部)審査会・審査結果

令和元年5月12日(日)原田の森ギャラリー101号室にて「第17回滴仙会書法展(一般の部)」審査会が行われ、伊藤理事長はじめ幹部の先生方、また本年度選出された当番審査員の先生方による厳正な審査が行われました。新元号令和となり、滴仙会としては初めての行事です。審査結果は下記のとおりとなりました。


第54回兵庫県書道展 開催

第54回兵庫県書道展が2月16日(土)~3月3日(日)まで原田の森ギャラリーにて行われました。

詳しくは兵庫県書作家協会のHPまで

以下が滴仙会より出品され入賞された方々です。おめでとうございました。


2019春季錬成会 開催報告

平成31年2月16日(土)より18日(月)の3日間、平成最後の滴仙会主催の錬成会がシーパル須磨にて、開催されました。春季錬成会は、第73回日本書芸院審査会に向けての作品作りがメインの錬成会です。滴仙会の錬成会の夕食会では、皆さんのカラオケで盛り上がり?楽しいひと時を過ごしました。

そして、同日に行われた常任総務会にて第17回滴仙会書法展の凡その開催要項が決定しました。昨年開催された「新鋭九層展」は一旦お休み。今年は滴仙会の役員資格の細分化と会員(有料)の増加を目指す為に会員特典と会費の見直しを行いました。それに伴い公募出品者の増加と更なる充実を図る為に従来の小作品サイズに加え、要望の多かった 半紙サイズ(パネル額)を導入することとなりました。初学者の次のステップにつながればとの提案です。併せて、書道研究『滴仙』200号 記念企画として役員参加型の『-新たな元号の年に-展』を併催することになりました。お楽しみに!!

参加された会員は3日間の充実した時間を過ごされ、錬成会の全日程は終了いたしました。現在、展覧会及び錬成会の参加者は年々、減少傾向にあります。錬成会=展覧会 が全てではありません。錬成会は会員の相互の親睦と情報交換及び技術の習得の場です。参加され方は、必ず勉強になり上達します。展覧会の出品の有無にかかわらず、多くの会員が参加されることを望みます。次回の夏季錬成会の日程は6月1日~3日です。


2019年 滴仙会理事会及び新年会報告

2019年 滴仙会理事会及び新年会報告
去る1月13日、大阪のホテル阪急インターナショナルにて「滴仙会理事会及び新年会」が行われました。

2019年1月13日、穏やかな陽の光の中、ホテル阪急インターナショナルにおいて滴仙会理事会および新年会が執り行われました。
10時30分からの受付では、新年の挨拶が華やかにかわされ、新年ムードに包まれていました。また、故大重筠石会長の色紙が手渡され、それぞれの色紙を見せ合う先生方から会場のいたるところで、大きな歓声が上がっていました。ほどなく役員の先生方もご着席になり、司会を務められる理事長の伊藤一翔先生が開会の辞を述べられ理事会が始まりました。
開会のご挨拶では、このたびの滴仙会会則の大幅な改定(改定内容の概要は後出)に触れられ、改定の趣旨および内容をあまねく関係者へ行きわたるようにし、会員層を広げたい旨のお話とともに役職の新設についてもご説明があり、滴仙会のますますの活性化への強い意志が伝わってくるものでした。
続いて、新役員昇格者のご紹介、平成30年度の事業報告・会計報告・会計監査報告が滞りなく進められ、続いて本年度の事業予定・予算案が発表され満場一致の大きな拍手をもって承認されました。滴仙会の本年度の新体制も整い、ご出席された先生方も本年の奮起を改めてご決意されたことでしょう。こうして理事会は無事に閉会となりました。
その後は会場を大広間に移し、一般会員の方々も加わり120名を超える「滴仙会新年会」が盛大に行われました。
厳粛な雰囲気に包まれる中、伊藤一翔理事長より新年のご挨拶がありました。内容につきましては以下の3点に要約して記載させていただきます。まず1点目は滴仙会会則の大幅な改定についてです。会費の改定について役員の先生方と一年近くを掛けて検討を繰り返し、昨年末にご案内する運びとなった。特に一般会員(年会費3000円)を新たに設け、以前より加入しやすくした。また、3000円の会費に見合う特典も用意し、その特典の一つが春秋に開催される一日講習会(通常一日3000円)への無料参加、特典の2つ目が年1回の会報の発行。会報は特集号のような形で会員の皆さんが勉強する参考になるようなものにしたい。こういった滴仙会の特典や趣旨をご理解いただいた多くの会員を募ることにより、滴仙会をますます盤石なものとし、書道界で活動していきたい。そのためにも、今日お集まりの皆さんに周りの方々にお声掛けをしていただき、会員を募っていただくようご協力をお願いしたい。第2点目としては昨年の日展の13名の入選者について、過去最大の入選者を輩出できたことを誇りに思う。入選者はその経験を周りの人たちに伝えて行って欲しい。そうすることにより滴仙会の会自体の力がついてくる。今年もしっかり指導をしていくので皆さんも希望を持って取り組んでほしい。今後も日展や読売展で大いに力を発揮することを期待しています。第3点目は書道界の現状について、少子高齢化が進むなか書道界も暗澹としているが、そんな時であるからこそ一致団結しアイディアを出し合い盛り上げていきましょう。と新生滴仙会とも言うべき新たな船出にふさわしい力強いご挨拶をいただき参加者一同、滴仙会員たる自覚を持って会を盛り立てていこうと身が引き締まる思いでした。
次に新役員のご紹介、昨年度の各展覧会でご活躍された先生方の顕彰が行われ、特に日展でご活躍された先生方は13名で、壇上にところ狭しと並ばれたお姿は圧巻でありました。そしてその後は雰囲気も和やかに、伊藤一翔理事長、西本茜堂顧問、沼田碧漣副理事長、安田東鶴副理事長、福田蕉溪副理事長による威勢の良い掛け声とともに鏡開きです。樽酒の芳しい祝杯が各テーブルに行き届いたところで、安田東鶴副理事長による乾杯のご発声。「伊藤理事長が昨年二度目の日展審査員という大役をこなされたのも、ひとえに日頃のご精進の賜物であり、そのおかげをもって13名という入選者を輩出することが出来ました。そして、この度は会発足以来の大きな改革を行いますが、伊藤理事長のもと、新しい体制で進んでいく滴仙会にみなさまのご協力をお願いするとともに、明るい滴仙会の未来を祈念して」と高々と杯をあげ乾杯。祝宴が始まりました。
美味しい料理に舌鼓を打ち、旧知の友との再会を喜び、楽しい会話に花を咲かせているうちに、恒例のビンゴゲームが始まりました。今年は少し趣向を変えビンゴになった人は改めて賞品を抽選でゲットするという方法。早くビンゴになっても好きな景品が手に入るわけではない超運だめし!景品は伊藤一翔理事長、西本茜堂顧問、安田東鶴副理事長の色紙やカレンダー、などなど。今年一番の幸運の持ち主は?中でも色紙をゲットされた幸運な先生方には壇上でそれぞれの色紙をご披露いただき、色紙の作者である先生方からその色紙に込めた思いを解説していただきました。今年のビンゴゲームも例年にも益して大いに盛り上がりました。
宴もたけなわ、恒例のカラオケ大会の始まりです。先生方の歌手顔負けの歌声に聞きほれながら、やはりトリは伊藤一翔理事長。「見上げてごらん空の星を」を会場全員で合唱し一致団結への気持ちが大いに盛り上がりました。
楽しい時間の過ぎるのは早いもので、あっという間に西本茜堂顧問の閉会の辞の時を迎えました。ご挨拶の中で大重会長の色紙について触れられ、大重会長の奥様のご厚意によるものであることがご披露されました。また、伊藤理事長が歌われた歌詞の一節を取り上げられ「滴仙会は小さな光の一つであるけれど、伊藤一翔理事長のもと皆さんとともに、皆さんのお力添えをいただいて力強く歩みだしたい。」と締めくくっていただき、全員で万歳三唱、盛会のうちに宴はお開きとなりました。
平成最後の年、そして新しい年の始まりの節目の年でもあります。こうして今年も多くの会員のみなさまにお会いできたこと、貴重なお話を拝聴できたことに感謝しつつ、今年がみなさまにとって飛躍の年となりますよう、そして滴仙会のますますの発展を心より祈念し、滴仙会理事会および新年会のご報告とさせていただきます。(理事 横手希翔)


新春の書 第21回兵庫県書道展 開催報告

新春を飾る恒例の書道展、一松會と並び、「第21回兵庫県書道展(参与・理事展)新春の書」が、神戸三宮さんちかホールにて1月2 日(水)から8日(火)まで開催されました。会長・理事長はじめ参与・運営理事・理事の157名の先生方の作品と恒例の「年賀状」が7日間展示されました。会場には漢字・かな・篆刻・前衛作品と色々な表現豊かな作品が並び、来場者も飽きることなく観覧されていたようです。 また、作品だけでなく、年賀状をカメラに収める人も多く見うけられ、この作品展を楽しみにしている方も多くおられるようです。新年にふさわしい内容の作品が多く、華やかな雰囲気に満ちた展覧会が開催できました。初詣や発売りの買い物途中に見て下さる一般の方も多く連日多くの方がご覧になり盛会裏に終了しました。

滴仙会からも

・理事長…伊藤一翔先生・参与…西本茜堂先生・沼田碧漣先生・菅野東紅先生・堀川寶文先生・大島靖月先生・堺 芳春先生

・運営理事…西本聖雲先生・理事…作原仙桂先生・石田香舟先生・岡西光剡先生・監事…野田岳豊先生 が出品されました。


第52回 一松會 新春名流書道展 開催報告

第52回 一松會 新春名流書道展

平成31年1月2日(水)~8日(火)まで そごう神戸店 新館7階 美術画廊にて開催されました。
兵庫県書作家協会の顧問・参事・会長・理事長・副理事長の先生方の展覧会です。
滴仙会からは伊藤一翔理事長の作品も展示され、連日多くの観覧者が会場に足を運んでおられました。
開催の3日の午前中には「新春名流書道展 第52回 一松會」開催にあたり、関係者によるレセプションがそごう神戸店新館7階ロイヤルサロンにて行われました。

下記は 第52回 一松会 新春名流書道展へ出品された伊藤理事長の作品の写真と解説です。

  

平成己亥賦新詩。

天朗暦廻多所思。

六十五齢如二水。

粛然揮毫肝胆披。

平成も今年で改号される。皆さんにとって平成とはどういった時代であったのか。平成の掉尾を飾る漢詩を読んでみる。
「平成己亥(平成31年)に早速新しい漢詩を読んでみた。自分としては忙しい日々は続くが順調に進んで来れた気はするが、種々の災害があったりで思う所が多く一語では片付けられない。気がつけば私も数えで六十五歳となり、いつも日頃から追いかけている張瑞図(二水)の盛年の時代と肩を並べるような年齢となって来た。少しかしこまった気持ちで筆をとり、今の心持ちをさらけ出してみようではないか。」
本作は張瑞図の事を読んでいるので、瑞図の字集めをし、黄色の虎皮箋で書いています。
新しい年号が発令され、皆様にとりまして佳き一年でありますようお祈り致します。


茜真会書展2018 開催報告

茜真会書展を終えて

平成30年12月15日(土)16日(日)の2日間、神戸元町の「みなせ画廊」において、滴仙会顧問西本茜堂先生の主宰する茜真会の「茜真会書展2018」が行われました。前回の書展から4年が経過し、茜堂先生は本年で90歳を迎えられ、その記念すべき年にお祝いの意を込めた書展となりました。茜堂先生とそのご子息であり滴仙会常任総務西本聖雲先生の親子での合作「雙舞」を中心に、茜堂先生の奥様への感謝を表された「君の笑顔がうれしい」など、お二人の作品の数々と、それを囲むようにして多くの門下生の作品が並びました。当書展の「お馴染み」となりつつある手作り作品もバラエティに富み、皆に親しみやすい小作品の数々をご覧下さった来場者の皆さんからは、「品があるね。」「来て良かった!」など数々の温かいお言葉を頂きました。あっという間の2日間でしたが、滴仙会理事長伊藤一翔先生ご夫妻をはじめとし、300人を超える方々にご来場頂き、本当に充実した書展となりました。常に茜堂先生を真ん中に和やかな笑顔が集まり、会場の空気よく、全て先生のご人徳によるものだなぁと感じました。聖雲先生は茜堂先生に「次の書展は95歳にしよう。」とおっしゃっていました!いつまでもお元気で、老いてなお矍鑠と、私達弟子一同に更なるご指導を頂ける事を心より願います! (文責 野田岳豊)