第51回 一松會 新春名流書道展 開催報告
第51回 一松會 新春名流書道展
平成30年1月2日(火)~8日(月・祝)まで そごう神戸店 新館7階 美術画廊にて開催されました。
兵庫県書作家協会の顧問・参事・会長・理事長・副理事長の先生方の展覧会です。
滴仙会からは伊藤一翔理事長の作品も展示され、連日多くの観覧者が会場に足を運んでおられました。
開催の2日の午前中には「新春名流書道展 第51回 一松會」開催にあたり、関係者によるレセプションが
そごう神戸店新館7階ロイヤルサロンにて行われました。
下記は 第51回 一松会 新春名流書道展へ出品された伊藤理事長の作品の写真と解説です。
震後迎年心愈新。
皇孫華燭兆佳辰。
磨硯揮毫忘塵事。
先酌居蘇養我真。
昨年50回を迎えた新春恒例の「一松会展」が今年も神戸そごう新館・美術画廊で開催された。
昨年度より自作漢詩を作り、それを巻頭に載せている。今年も何とか一詩をつくり扇面に書いている。
「神戸では大震災から23年を迎える。又一年又一年と新年を迎える。今年は天皇陛下のお孫様の真子様がご結婚の予定で佳き新年の兆しとなっている。我々書に携わる者に執っては硯を磨き筆をとって身辺の俗事を忘れることが出来る。まあ色々考え過ぎずに屠蘇を酌み交わそうではないか。そして我々のあるべき姿を語り明かそうではありませんか。」
大体こういった意味です。
皆様におかれまして心身共に恙無く健全な年となるようお祈り致します。(伊藤一翔)
(書道研究 滴仙 2018.02月号掲載)
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