「滴仙会新鋭展(仮)」から「新鋭 九層展」に!!
さて、3月11日に行われた出品者による第1回目の会議で、名称を「九層展」と名付け本格的に始動することとなりました。
「九層」とは?…
老子六十四章の中に次のような一節があります。「九層の台(うてな)も累土(るいど)より起こる」これは「九層の高殿も、ひと盛りの土を積み上げるところから築き始められる。小さな努力の積み重ねが、大きな成果を生み出す」という意味で、今回名付けた「九層」はここから拝借したものです。
個々の力はわずかでも、皆で力を合わせれば大きなものを成し遂げられるのではないか、という思いを込めて名付けました。ちょうど人数も9名、何か運命めいたものも感じましたし…
…とは言っても、全てが初めての経験。皆が、何から始めていけばよいのか、どのように動いていけばよいのか、そこから考えていかなければなりませんでした。
まず、展覧会終了までに何をしなければいけないのか?
もちろん1番は「作品」づくりであることは間違いありません。個々がちゃんとした作品を書き上げた上で、皆で協力し運営を全うすることが何よりの課題です。
そして観に来られた方々に如何に充実した空間を味わっていただけ、且つ作品にそれなりの高い評価をいただけるのかが重要なポイントです。
今回各社中より数名ずつ選抜されたので、書風がそれなりにバラけることは想像出来たのですが、それでも同じ体裁のものが並ぶとあまり変り映えしないということで、出品点数各1点ではなく、大作・古典臨書・小作品の計3点をそれぞれが発表することで皆の意見が一致しました。(そしてその中でも縦横・サイズ・臨書する古典・マットの色・額軸装を多様にすることを心掛けました)
最後に告知に必要な案内ハガキの原案を皆の宿題として終了しました。
尚、開催までの流れと業務、担当者は以下の通りです。
第11回滴仙会書法展 併催 新鋭 九層展 業務内容及び分担表(仮) | |||
日時 | 場所・時間 | 業務内容 | 担当者 |
3月~終了まで | 滴仙会書法展終了まで | 新鋭展 責任者 | 吉田柏蓮 荒川瑠川 遠藤玄清 岡西光剡 小郷翔空 |
小松璐秋 小室珠雪 西本聖雲 室田清葉 | |||
3月~終了まで | 滴仙会書法展終了まで | 会計(新鋭展に関する諸経費の管理) | 西本聖雲 吉田柏蓮 |
3月~5月中 | ポスター・案内ハガキ作成 | 吉田柏蓮 荒川瑠川 遠藤玄清 岡西光剡 小郷翔空小松璐秋 小室珠雪 西本聖雲 室田清葉 | |
3月~5月中 | 出品票作成 | 西本聖雲 | |
6月(夏季錬成会まで) | 夏季錬成会場 | 書類・作品搬入 | 吉田柏蓮 荒川瑠川 遠藤玄清 岡西光剡 小郷翔空小松璐秋 小室珠雪 西本聖雲 室田清葉 |
6月中 | 図録用作品撮影・加工・作成 | 西本聖雲 岡西光剡 吉田柏蓮 | |
~展覧会開催まで | 会場レイアウト | 吉田柏蓮 遠藤玄清 小郷翔空 室田清葉 | |
~展覧会開催まで | 会場掲示物作成・発注 | 西本聖雲 岡西光剡 | |
7月11日(木) | 原田の森ギャラリー 9:00~終了まで | 作品陳列 | 吉田柏蓮 室田清葉 遠藤玄清小郷翔空 西本聖雲 岡西光剡 |
7月12日(金) | 原田の森ギャラリー 展覧会期間中 | 来賓接客・会場受付・会場保守等 | 吉田柏蓮 小郷翔空 西本聖雲 岡西光剡 |
7月13日(土) | 原田の森ギャラリー 展覧会期間中 | 来賓接客・会場受付・会場保守等 | 荒川瑠川 小松璐秋 小室珠雪 |
7月14日(日) | 原田の森ギャラリー 展覧会期間中 | 来賓接客・会場受付・会場保守等 | 荒川瑠川 小松璐秋 小室珠雪 |
7月15日(月) | 原田の森ギャラリー 9:00~終了まで | 作品撤収 | 吉田柏蓮 荒川瑠川 遠藤玄清 岡西光剡 小郷翔空 小松璐秋 小室珠雪 西本聖雲 室田清葉 |