第34回読売書法展は4月から作品募集を行い、公募・会友作品16,086点、評議員以上の役員作品6,463点、合わせて22,549点の出品がありました。
7月26日から東京・池袋のサンシャインシティで厳正な審査が行われ、8月1日に全日程を終了しました。
第34回読売書法展の入賞・入選者が発表されました。(下記は滴仙会関係の方々です)
おめでとうございました。!!!!
6月3日から5日の3日間、滴仙会主催の夏季錬成会が、神戸市須磨区のシーパル須磨で行なわれました。
読売書法展や全日本高校大学生展に向けての作品作りです。
伊藤一翔理事長をはじめ西本茜堂顧問・沼田碧漣副理事長・福田蕉溪副理事長・安田東鶴副理事長が参加者の熱心さに応え、
いつにも増して熱のこもった作品批評や添削をされ、貴重な御指導を賜る事が出来ました。
錬成会は作品制作の場ですが、日頃逢えない遠方の先生方や仲間たち、新たな会員さんとの交流の場です。
錬成会未体験の方は是非とも参加してみてくださいね。何か得るものがきっとあるはずです。^_^
展覧会に出品するしないにかかわらず、積極的に参加して頂きたいと願っています。
3月19日(日)・20日(月・祝)、大阪市住之江区のインテックス大阪4号館で「伝統と創意」第71回日本書芸院 第一審査会・第二審査会(三月審査会)が行われました。全国より出品・応募された6,944点の中から最高賞の「史邑賞」63点をはじめ入賞作品2,417点が決定しました。
滴仙会の審査結果は下記の通りです。
「四月展(一科審査員)」を4月11日(火)より16日(日)まで大阪市立美術館で開催され、一科審査員出品作品を陳列します。
「六月展(二科審査員)」を6月27日(火)より7月2日(日)まで同じく大阪市立美術館で開催され、二科審査員出品作品を陳列します。
第15回注目作品!
出品数は90点でした。ご卒業おめでとうございました。頑張れ頑張れ!!!\(^o^)/
出品者の皆様・支部長の皆様ご協力ありがとうございました。
第16回課題は「入学に関すること」。・第17回は「動物・いきもの」です。
皆様どしどしご応募お持ちしております。
☆2017年5月公開テーマ・・・「動物・いきもの」
※滴仙誌2017.04月号の「滴仙Web書展」出品券(水墨画と併用)に必要事項を記入して作品左下に添付して下さい。出品券の「Web」を○で囲んで下さい。
☆作品送付先・・・書道研究 滴仙会・有限会社 一恕(滴仙web書展係)
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通8 神港ビルヂング624号室
第14回注目作品!
出品数は56点でした。もっともっと\(^o^)/次回に期待!
出品者の皆様・支部長の皆様ご協力ありがとうございました。
第15回課題は「卒業に関すること」。・第16回は「入学に関すること」です。
皆様どしどしご応募お持ちしております。
☆2017年4月公開テーマ・・・「入学に関すること」
※滴仙誌2017.03月号の「滴仙Web書展」出品券(水墨画と併用)に必要事項を記入して作品左下に添付して下さい。出品券の「Web」を○で囲んで下さい。
☆作品送付先・・・書道研究 滴仙会・有限会社 一恕(滴仙web書展係)
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通8 神港ビルヂング624号室
我が家の近所にある法楽寺から、絵馬を描くよう頼まれたのが平成17年の酉年、それから毎年干支を描き、昨年の申年でちょうど一回り致しました。
これで一区切りついた事になりますので、お役目も終わるのか、はたまた更に描くことになるのか、そうなれば途中でやめるわけにはいかないので、もう12年描く事になるなぁと思っておりましたところ、昨年10月ごろ小松庸祐住職より、「干支が一回りした事を記念して、年明け早々にこれまで描かれたものをリーブスギャラリー『小坂奇石記念館』で一度に飾って絵馬展をやりたいと思います。来年の酉の絵馬と併せ、お参りに来られる方には13点を一度にご覧頂く事になりますのでどうぞよろしく…」というお話を頂きました。ポスターやチラシ、小さな作品集もすべてお寺が作って下さり、本堂西側に在る小坂奇石先生の記念館で開催して下さるという誠にありがたいお話で感謝の気持ちでいっぱいになりましたが、同時にこれでもう一回り干支を描く事になったな!と覚悟も決まりました。
ここで法楽寺について簡単にご紹介したいと思います。法楽寺は山号を紫金山、院号を小松院と号するお寺で、皇室ゆかりのお寺として知られる真言宗泉涌寺派の大本山です。現在、近畿三十六不動尊霊場第三番ならびに大阪十三佛霊場会第一番、役行者霊蹟札所、神仏霊場(大阪/第六番)ともなっており、昔に言うところの摂津国田辺、現在の大阪市東住吉区山坂に位置しています。学生の頃に読売新聞の第一面に載ったので、私もよく覚えているのですが、昭和53年秋、法楽寺の蔵から偶然不動明王図像が発見され、学術調査の結果、「天下の三不動」の一つ京都青連院の国宝「青不動」の原画と判明、日本仏教美術における第一級の名品であることがわかりました。
また平成八年には新しく三重塔が建立され、11月26日の落慶法要には、昨年百歳で薨去された三笠宮崇仁親王殿下ならびに同妃殿下がご臨席され、厳粛にとり行われました。
書道とも関係が深く、江戸中期の大阪を中心として活躍した仏教僧慈雲尊者が一時法楽寺の住職を務め、その力強い書やゆかりの品が収蔵されており、平成16年に大阪市立美術館で『心の書 慈雲尊者』展が開催された事をご記憶の方も多いかと思います。
それと昭和の日本書壇に一時代を築かれた小坂奇石先生とも大変かかわりの深いお寺でもあります。ちょうど廣津雲仙先生と同時代に活躍され(小坂先生は明治34年徳島県生まれ、雲仙先生は明治43年長崎県生まれ)、今の日本の書道界の礎を築かれた偉大な書家のお一人で、法楽寺には小坂奇石先生の作品が400余点所蔵され、毎年11月中旬~12月初旬に、大阪市立美術館で開催される璞社展に合わせて『小坂奇石展』が開催されています。
以上が法楽寺についての簡単なご紹介ですが、安田家はその法楽寺の檀家になっており毎月お参りに来て頂いております。私の祖母と母は大変信仰心が強く、お寺にもいろいろお世話になっていましたので、絵馬を描くというのもそのご縁のお陰と感謝しております。
会場のリーブスギャラリー『小坂奇石記念館』ですが、本堂西側に建てられた近代的な建築物で、入り口すぐのところに小坂先生の書が常設で数点展示されています。奥に入っていくと円形のホールになっており、そこに絵馬12点が飾られていました。ちょうど12作品がうまく収まる壁面で、この為に建てられたのかと思う程ぴったりと収まっておりました。いつもは三重塔の右側にアクリルの入った木製額に入って飾られ、多くの参拝者をお迎えするという感じですが、会場内の作品にアクリルはなく、じかに手で触れるほどの至近距離からじっくり観ることができました。自分自身の感想としては、一度に飾られたことで、13年前の酉から年月を経る度に、目の表現や毛並みの用筆が少しずつ上達してきたかと思いますし、それぞれの作品に、もっとこうすれば良かったかと反省したり、こんなに丁寧に描いていたかと驚いたり、あの時はあんな事を想いながら書いたなぁという懐かしさが蘇ったり致しました。事実、この12年間で、いろいろな事がありました。結婚し、母が亡くなり、子供が2人生まれと人生の大きな山がそこにあり、また仮名の師匠である小山素洞先生がお亡くなりになり、このたびは大重先生が…と、仏教に「無常」という言葉がありますが、本当に常は無い、永久に不変な事はないと感じる今日この頃です。
新年という事もあり、来場者は千人を超えたとお聞きしました。自分の干支の前で写真を撮る方も多くいたという事で、一人でも多くの方に喜んでもらえて良かったと思います。私自身が不在の時が多く、せっかく来て頂いてもお会いできずに失礼した方も多かったですが、この場をお借りして御礼とお詫びを申し上げます。特に遠い秋田から来て下さいました長谷川長龍先生には重ねて御礼申し上げます。
この法楽寺に加えて、墨滴会の前田圭玉先生にお世話になり、兵庫県高砂市にある曽根天満宮という神社にも、3年に一度というペースで、大絵馬を奉納させて頂いております。本当に有難いことで、神様や仏様、そして周りの方に感謝の気持ちを込めて、更にここから12年頑張って描いていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。(安田東鶴)
第12回注目作品!
出品数は90点でした。もっともっと\(^o^)/次回も期待!
出品者の皆様・支部長の皆様ご協力ありがとうございました。
第13回課題は「とり・鳥・酉」。・第14回は「あったまることば」です。皆様どしどしご応募お持ちしております。
☆2017年2月公開テーマ・・・「あったまることば」
※滴仙誌2017.01月号の「滴仙Web書展」出品券(水墨画と併用)に必要事項を記入して作品左下に添付して下さい。出品券の「Web」を○で囲んで下さい。
☆作品送付先・・・書道研究 滴仙会・有限会社 一恕(滴仙web書展係)
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通8 神港ビルヂング624号室
展覧会期
公募・準会員の部
前期 平成29年5月11日(木)~14日(日) 後期 平成29年5月16日(水)~19日(金)
会員・無鑑査会員の部
前期 平成29年5月20日(土)~24日(水) 後期 平成29年5月25日(木)~28日(日)
午前10時より午後5時まで
ただし、5月16日(火)・20日(土)・25日(木)は午後1時より、5月28日(日)は午後4時まで 5月22日(月)は休館日
会場 兵庫県立美術館 王子分館 原田の森ギャラリー 本館2階大展示室
出品資格 兵庫県在住・在勤・在学の方で15歳以上(中学生は不可)
部門 第一部 漢字 ・ 第二部 かな ・ 第三部 篆刻 ・ 第四部 前衛書
出品料 公募3,000円・準会員5,000円・会員6,000円・無鑑査会員8,000円
(出品受付は2月10日まで。別途 表具料等が必要です。)
前期 平成29年5月23日(火)~25日(木) 後期 平成29年5月26日(金)~28日(日)
午前10時より午後5時まで
ただし、5月23日(火)・26日(金)は午後1時より、5月28日(日)は午後4時まで
会場 兵庫県立美術館 王子分館 原田の森ギャラリー 本館1階 展示室
授賞式 平成29年5月27日(土)ANAクラウンプラザホテル神戸(新神戸オリエンタル劇場)午後2時より
第52回兵庫県書道展 当番審査員(滴仙会関係)審査日3月22日(水)
伊藤一翔・堺 芳春・石田香舟・岡西光剡・川崎華芳・野田岳豊
※滴仙会での出品票等の締め切りは平成29年1月26日(木)です。
※滴仙会での作品集約及び締め切りは、平成29年2月20日(月)滴仙会春季錬成会最終日です。
一科審査員・二科審査員・無鑑査・一科員・二科員・公募の作品を審査、
一科審査員・二科審査員の作品は大阪市立美術館で陳列する。
※(無鑑査員・一科員・二科員・公募の作品は審査のみで陳列はしない)
審 査 平成28年3月19日(日)・3月20日(月・祝)
会 場 於:大阪南港 インテックス大阪4号館
※一科審査員・二科審査員・無鑑査員審査規定、一科員・二科員・公募 作品応募規定
作 品 第一部:漢字作品 第二部:かな作品 第三部:篆刻作品
出 品 料 一科審査員・二科審査員:10,000円、無鑑査員:7,000円、
一科員:4,000円・二科員:3,000円・公募:2,000円 ※(各部門全て表具料等が必要となります。)
審査・褒賞 審査の結果、優秀作品には次の賞を授与する(審査に対して異議を申し立てることはできない)
史邑賞(対象:一科審査員の作品)大賞(対象:二科審査員の作品)
特別賞・準特別賞(対象:無鑑査員の作品)
特選(対象:一科員の作品)一科員推薦賞(対象:二科員の作品)
二科員推薦賞(対象:公募の作品)
※二科員推薦賞入賞者は、入会手続完了後、日本書芸院二科員として登録される。
※滴仙会での出品票等の締め切りは平成29年1月26日(木)です。
※滴仙会での作品集約及び締め切りは、平成29年2月20日(月)滴仙会春季錬成会最終日です。
新春の書 第19回兵庫県書道展(参与・理事展)が平成29年1月2日(月)より10日(火)まで
神戸三ノ宮 さんちかの さんちかホールにて開催されます。
新春の書 は兵庫県書作家協会の会長以下の理事長・副理事長・参与・運営理事・理事の先生方の展覧会です。
滴仙会からも 理事長 伊藤一翔先生
参与 西本茜堂先生・沼田碧漣先生・菅野東紅先生・堀川寶文先生・大島靖月先生
運営理事 堺 芳春先生・西本聖雲先生 理事 作原仙桂先生・石田香舟先生・岡西光剡先生 が出品しております。
新春の書にふさわしい題材で書かれた作品が多く、楽しい展覧会です。
どうぞ初詣や初売りの帰りにでもお立ち寄り、ご覧ください。