改組 新 第7回 日展 開催

改組 新 第7回 日展が10月30日(金)より11月22日(日)まで東京六本木の国立新美術館開催されています。
今年はコロナウイルス感染症の感染拡大により、開催も危ぶまれたようですが、関係者の皆様のご努力により、なんとか開催できたようです。
今回、滴仙会からも多数の方が出品しましたが、厳しい審査をくぐり抜け野田岳豊先生・安野恭心先生の2名の先生が見事入選されました。
今年はコロナ禍の開催の為、入選者の内覧会や第五科書の入選入賞懇親会及び開幕当日のテープカットなども行われず、少し寂しい日展の開催となりました。滴仙会としては今回は2名の入選となり、少し残念な結果となってしまいました。依然日展は展覧会の最高峰・最難関です。来年からもまだまだ厳しい審査が続きますが、更なる技術向上と感性を養い新たな気持ちで書作に励んでいきたいと思います。


滴仙会学生の部書き初め展(誌上展)募集要項


兵庫の書展 開催報告

令和2年9月1日(火)~7日(月)の期間に「兵庫県書作家協会創立70周年記念-2020 令和からの発信-兵庫の書展」が三会場に分かれ開催されました。滴仙会からも伊藤一翔理事長をはじめ多くの先生方に出品協力をいただきました。
【特別会場】の兵庫県立美術館ギャラリー棟3階(9月1日(火)~6日(日))では、戦後の混迷期に書文化の灯を絶やさぬようにと、漢字・かな・篆刻・前衛書の垣根を取り除き「和」を基とした書道団体「兵庫県書作家協会」の発足・発展に尽力された《先達作家》30名に加え、現在日本書道界をリードする《現代書壇作家》6名の作品が展示が行われました。
【第1会場】の大丸神戸店9階大丸ミュージアム〈神戸〉(9月2日(水)~7日(月))では、現在日本書道界をリードする本協会顧問の先生方をはじめ、参事・参与・理事175名の先生方の作品が展示されました。会場が百貨店ということもあり、お買い物と共に展示会場にお越し下さる方々が多く見受けられ、連日多数の観覧者に恵まれました。また、「兵庫県いけばな協会」より28名の先生方による協力出瓶もあり、会場は一層華やかな雰囲気となりました。
【第2会場】の兵庫県民会館内の兵庫県民アートギャラリー(9月2日(水)~7日(月))では、評議員・委員398名の先生方の作品が展示されました。
詳しい内容と写真は兵庫県書作家協会のホームページでご覧ください。

兵庫県書作家協会のホームページアドレス https://hyogo-sho.jp/


8月・9月作品選別添削会の開催報告

「秋季作品選別添削会の開催報告」

お盆休み明けの8月817日(月)伊藤一翔理事長による「秋季作品選別添削会」が開催されました。この度のコロナ禍での緊急企画として、伊藤一翔理事長によるリモート(個別添削動画返信)による作品の選別と添削を行っていただく機会を設けました。伊藤理事長・スタッフの皆さまお疲れ様でした。
また、添削会には多数お申し込みいただきありがとうございました。日展出品予定作品や漢字条幅、かな条幅、半紙作品など様々な作品の応募がありました。今回お申込みいただいた方々には、既に添削作品と動画をお送りしておりますので、何度も見返しながら今後の書作にお役立ていただき、是非良い作品を仕上げて下さい!
中々の好評を得ましたので、第二弾もどこかで開催したいと考えております。


滴仙会関連行事の中止と延期について


第51回教養講座・日本書芸院総会

第51回日本書芸院教養講座及び社員総会と懇親会が2月23日午前11時よりリーガロイヤルホテル3階。ロイヤルホールにて行われました。今回の教養講座も大変興味深いお話をいただきました。引き続き総会と懇親会も無事終了し解散となりました。
このあたりから、コロナウイルス感染拡大の恐れもあり、参加者もかなり少なくなっていきましたね~!!


改組 新 第6回日展 (大阪展)祝賀懇親会

令和2年2月22日(土)~3月22日(日)まで、大阪市立美術館では「改組 新 第6回日展 大阪展」が開催されます。
2月21日には、開催に先立ち入選者による祝賀懇親会が大阪中之島のリーガロイヤルホテル大阪にて開催されました。
しかし、その数日後には、次のような状態となりました。「
改組 新 第6回日展大阪展」の会場となっている大阪市立美術館は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため令和2年2月29日(土)~3月16日(月)まで全館臨時休館となっておりましたが、政府からの新たな要請で休館期間が延長され、3月17日(火)以降も引き続き休館することとなりました。これに伴い改組 新 第6回日展大阪展もこのまま終了となりました。残念!!


第55回兵庫県書道展 開催

第55回兵庫県書道展は令和2年2月15日(土)~3月1日(日)まで展覧会は原田の森ギャラリーにて行われましたが、2月29日(土)に予定しておりました「第55回兵庫県書道展授賞式・懇親会」は、新型コロナウイルス感染拡大の恐れもあり、今年度は中止となってしまいました。

以下は滴仙会より出品され入賞された方々です。おめでとうございました。


2020滴仙会春季錬成会 開催報告

令和2年2月15日(土)より17日(月)の3日間、滴仙会主催の錬成会が「寿楼」にて、開催されました。春季錬成会は、第74回日本書芸院審査会に向けての作品作りがメインの錬成会です。滴仙会の錬成会の夕食会では、皆さんのカラオケで盛り上がり?楽しいひと時を過ごしました。
そして、同日に行われた常任総務会にて第18回滴仙会書法展の凡その開催要項が決定しました。また、特別企画として好評を得ております『第5回 新鋭 九層展』を併催し、次の世代を担う作家による選抜展を行います。お楽しみに!!
参加された会員は3日間の充実した時間を過ごされ、錬成会の全日程は終了いたしました。現在、展覧会及び錬成会の参加者は年々、減少傾向にあります。錬成会=展覧会 が全てではありません。錬成会は会員の相互の親睦と情報交換及び技術の習得の場です。参加され方は、必ず勉強になり上達します。展覧会の出品の有無にかかわらず、多くの会員が参加されることを望みます。次回の夏季錬成会の日程は6月6日~8日で行われる予定です。


2020年 滴仙会理事会及び新年会報告

2020年 滴仙会理事会及び新年会報告
令和2年1月12日(日)大阪のホテル阪急インターナショナルにて「滴仙会理事会及び新年会」が行われました。

2020年1月12日、穏やかな気候の中、令和になり初めての「滴仙会理事会及び新年会」がホテル阪急インターナショナルに於いて執り行われました。
午前11時、進行(司会)を務められる理事長伊藤一翔先生から開会の辞を述べられ、理事会がスタート致しました。次第に沿い昨年度の事業報告~会計報告~会計監査報告~さらに本年度の新役員昇格者のご紹介があり、続いて本年度の事業予定~予算案が発表され、無事承認されました。その他事項で、理事長伊藤一翔先生から①会費改正に至った趣旨を踏まえ、改めて会員の増強と底辺拡大のために幅広い取り組みをお願いすること②今年は九層展を再び開催すること③消費税増税に伴い、滴仙会書法展以降表具料の値上げをしたいという連絡があったとのこと、以上3点の説明が為され、理事会は無事閉会しました。
その後、同ホテル内の大広間に会場を移して、一般会員の方々も加わり「滴仙会新年会」が行われました。
まず初めに、理事長伊藤一翔先生から『あけましておめでとうございます。令和になり初めての新年会、全国から111名の方にご参集いただき、厚くお礼申しあげます。昨年、会費導入の大幅な改革を致し、幅広く大勢の方々に参加していただき、会を盛り上げて頂きたいという趣旨から行ったものです。わずかながらも会員が増加したという報告を受け、嬉しく思いました。また新しい会報も発行され、いかがでしたでしょうか。今後、皆さんのご意見をお伺いしながらより良いものにして参りたいと思います。それから近年子供の減少、ITの普及により文字を書くことが希薄化してきており、文化教室においてもエクササイズや色々な教室が増え、「読み書き算盤」の時代から変化してきております。書に携わる私達は、知恵を出し合い、書道をどのように普及させていくべきか考えていかなければいけません。ご承知のとおり、日本の書道文化をユネスコの無形文化遺産に登録すべく、書道界全体で取り組んでおります。この登録推進運動の一助として、今、私の胸に付けているロゴマーク入りピンバッジをまだお持ちではない方につきまして、是非、日本書道ユネスコ登録推進基金の事務局にて一口500円をご寄付いただければと存じます。収益の一部は遺産登録の運動に充てられますので何卒ご支援ご協力よろしくお願い致します。昨年の新語大賞は「ワンチーム」、滴仙会も「ワンチーム」になって一年間、盛り上げていただきたいと念願致します。』とご挨拶されました。
続いて新役員となられました先生方のご紹介があり、各展覧会でご活躍された先生方の顕彰が行われました。
まず初めに、理事長伊藤一翔先生が昨年11月、兵庫県文化賞をご受賞されたことのご紹介があり、御夫妻がご一緒に壇上に上がられ、滴仙会からお祝いと花束が贈呈されました。理事長伊藤一翔先生から「亡き広津雲仙先生も受賞された価値のある賞であり、自分が賜るとは思ってもみなかった。尚一層、会のために精進して参りたい。」と評価されたことへの謙虚なお気持ちと今後の決意と共にお祝いに対する感謝のお言葉を述べられました。
そして、伊藤一翔理事長 西本茜堂顧問 沼田碧漣副理事長 安田東鶴副理事長により新春に相応しく鏡開きが行われました。
引き続き、安田東鶴副理事長より「今年は東京オリンピックの年。大勢の外国人の方々に書をアピールできたら良いと思っております。」との乾杯のご発声と共に祝宴が始まりました。
豪華な食事に舌鼓を打ちお話も弾む中、恒例のビンゴゲームでみごと「ビンゴ!」の幸運な方々は、ステージにていただいた色紙をご披露され一緒に記念撮影、うらやましい と思われた方、来年に期待しましょう。宴もたけなわ、カラオケ大会が始まり大いに盛り上がる中、トリは伊藤一翔先生の「青春時代」全員で手拍子。青春時代を思い出し、若さ復活の歌声が、会場いっぱいに響き渡りました。
時間はアッという間に過ぎ、最後は顧問西本茜堂先生による閉会の辞を迎え「青春の会でございましょうか。若々しい方ばかりご出席下さり、非常にうれしく思う。」という先生らしいジョークから始まりました。
令和2年という新しい年も和やかに多数の先生方のご来会を得て、盛会に進められていることに感謝の意を述べられ「この会は書を求めていい字を書こうという集団である。そのためには、皆健康で滴仙会を愛し、伊藤一翔理事長の元で結束して大きな会になりますように、ご支援ご協力の程、心よりお願い申し上げます。」と力強いお言葉で絞めくくっていただき、全員で「万歳三唱」。大盛会のうちにお開きとなりました。
さらに先生から一言!いつも会の縁の下の力持ちともいうべき存在のお二人(西本聖雲先生、岡西光剡先生)の日頃の労をねぎらう温かいお言葉に全員が拍手で応え、ほっこりした気持ちにさせて頂きました。
結びにあたり、今年の合言葉は「ワンチーム!!」仲間を思いやり、共に励まし合いながら、一歩前進となります様祈念しつつ、滴仙会理事会新年会のご報告とさせて頂きます。(総務理事 小松璐秋)


新春の書 第22回兵庫県書道展 開催報告

新春を飾る恒例の書道展、一松會と並び、「第22回兵庫県書道展(参与・理事展)新春の書」が、神戸三宮さんちかホールにて令和2年1月2 日(木)から7日(火)まで開催されました。会長・理事長をはじめ参与・運営理事・理事の151名の先生方の作品と恒例の「年賀状」が6日間展示されました。会場には漢字・かな・篆刻・前衛作品と色々な表現豊かな作品が並び、来場者も飽きることなく観覧されていたようです。 また、作品と共に年賀状をカメラに収める人も多く見うけられ、この作品展を楽しみにしている方も多くおられるようです。令和初の新年にふさわしい華やかな雰囲気に満ちた展覧会が開催できました。初詣や発売りの買い物途中に見て下さる一般の方も多く連日多くの方がご覧になり盛会裏に終了しました。

滴仙会からも・理事長…伊藤一翔先生・参与…西本茜堂先生・沼田碧漣先生・菅野東紅先生・堀川寶文先生・大島靖月先生・堺 芳春先生・運営理事…西本聖雲先生・理事…作原仙桂先生・石田香舟先生・岡西光剡先生・監事…野田岳豊先生 が出品されました。


第53回 一松會 新春名流書道展 開催報告

第53回「一松會」新春名流書道展が令和2年1月2日(木)~7日(火)まで 神戸阪急 新館7階 美術画廊にて開催されました。兵庫県書作家協会の顧問・参事・会長・理事長・副理事長の先生方の展覧会です。滴仙会からは伊藤一翔理事長の作品も展示され、連日多くの観覧者が会場に足を運んでおられました。開催の1月3日の午前中には「新春名流書道展 第53回 一松會」開催にあたり、関係者によるオープニングレセプションが神戸阪急新館7階クリスタルサロンにて行われました。


上記は 第53回 一松会 新春名流書道展へ出品された伊藤理事長の作品の写真です。天垂玉露 地涌祥雲(天は玉露を垂れ 地は祥雲を涌かす)


令和二年 明けましておめでとうございます

明けまして おめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

     書道研究 滴仙会


漢字条幅を学ぼう講習会② 開催報告

令和元年11月4日(月・祝)兵庫県立美術館王子分館原田の森ギャラリーにて滴仙会主催「漢字条幅を学ぼうー半切から二尺×八尺までー②」と題した初心者講習会を開催致しました。
今年の受講者の方は北は秋田から、更に地球のほぼ裏側フロリダよりご参加いただきました。遠路はるばるお越しいただきご苦労様でした。
今回は、初めて漢字条幅に取り組み始めた方や師範試験受験直前の方はもちろん、指導者としての指導方法を学びたい先生なども参加され、今まで独学で学んでいて間違った知識のまま書き進んできてしまった事や漢字条幅作品の書き方、筆使いの初歩的な疑問など、今更聞けないあんな事こんな事を、講師の伊藤一翔理事長が模範揮毫を交えながら懇切丁寧に説明・指導されました。 穏やかな秋の気候の中、充実した講習会を参加者の方々に味わっていただけたのではないでしょうか?
今後も、一人でも多く書道の楽しさを感じていただけるような充実した講習会を開催できればと思います。


改組 新 第6回 日展 開催

改組 新 第6回 日展が11月1日(金)より11月24日(日)まで東京六本木の国立新美術館開催されています。日展112回目!令和元号の最初のの日展です。
今回、滴仙会からも多数の方が出品しました。その厳しい審査をくぐり抜け、見事入選を果たし、4名の先生方が入選しました。見事入選を果たした4名の先生方が開会前日の10月31日に内覧会に駆けつけました。その晩には、第五科書の入選入賞懇親会が、ザ・プリンスパークタワー東京にて盛大に行われました。出席された先生方お疲れ様でした。そしておめでとうございました。
11月1日午前9時45分より日展 奥田小由女理事長、宮田亮平文化庁長官による開催の挨拶、そしてテープカットが行われ、無事開幕いたしました。
昨年は滴仙会発足以来の最多の13名の方が入選しましたが、今回は少し残念な結果となってしまいました。依然日展は展覧会の最高峰です。来年からもまだまだ厳しい審査が続きます。更なる技術向上と感性を養い新たな気持ちで書作に励んでいきたいと思います。